金崎夢生独占インタビュー・点を決めて褒められるより嬉しいことがある
金崎夢生独占インタビュー第二回
「たまたまゴールを決めたのが僕」
――金崎さんがゴールを決めた試合は勝つと言われ、現在28試合無敗の“不敗神話”がありますが、ご自身ではあまり興味は無いのでしょうか。
金崎 そうですね、たまたまゴールを決めたのが僕であって、それで勝つなら周りの選手がもっと評価されるべきであって、あれは僕の評価ではないですよね。チーム全体の評価だと思っています。
――やはり勝つ事の喜びなんですね、原動力は。
金崎 幼い時から勝つ為に試合をしてきましたからね。逆にほかに目指すところがあるんですかね(笑)?
――例えば、負けてしまったけどハットトリックをしたから満足をする、っていう選手はいる。特に海外とかでも。
金崎 もちろん自分もしっかり活躍できて、その上でチームが勝つというのが何よりベストだと思いますし、それを目指していますけど、ハットトリックした選手も勝った方がよりうれしいはずなんですよね。
――まずは勝利だ、と。ご自身の中でそういう思考に至った原点、経験で一番大きいものは具体的に言うと何かありますか?
金崎 どうですかね。いや、自分の性格的にそういう考え方でいる方が力を発揮できるというか頑張ろうと思えるんですよね。